名古屋市の認知症、動脈硬化、自律神経失調症、その他脳、神経に関する専門的クリニック

動脈硬化について

日本人の死亡原因の半分以上は動脈硬化です。
健康年齢を伸ばすためにも動脈硬化の管理を厳密に指導しています。

動脈硬化は途中まで全く無症状で、痛くも痒くもありません
しかし一旦血管がつまったり破けると致命的な疾患に至ってしまいます。
器と中身」という観点から指導する必要があり、
すなわち、"血管がキレイなら血液はドロドロでも良いが、
血管がガタガタなら血液はサラサラでなくてはいけない"のです。

検査・治療

動脈硬化の専門的評価として、頚動脈エコーや脳MRIなどを行います。
ほとんど無症状でも動脈硬化が高度で、つまりそうな場合もあります。各々の動脈硬化の程度に合わせた治療を行います。

動脈硬化 6つのポイント

1
動脈は心臓から臓器に血液(栄養)を送る管であり、それが詰まるとその先の臓器が機能停止する。
代表的な病態として脳梗塞、心筋梗塞などがある。
2
動脈硬化とは、管が硬くなり内腔にゴミがたまることである。
長年使ったゴム管が硬くなり詰まる様なものである。管にたまったものは手術でしか取れない。
3
動脈硬化を早める要因(危険因子)として、高血圧、糖尿病、高脂血症(特にLDL高値)、タバコ、ストレスがあり、それぞれ約2倍ずつ動脈硬化を進める。
4
動脈硬化は痛くも痒くもなく、ある日突然詰まった時に症状を起こす。
5
動脈硬化の管理は、危険因子をコントロールすることと、詰まりそうな状態まで至った例には血栓予防をすることである。
6
動脈硬化を客観的に評価することが大切で、そのために脈波図(血管年齢)、動脈エコー、MRIなどが用いられる。
渡辺クリニックでは定期的に評価し、必要に応じて治療している。

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