名古屋市の認知症、動脈硬化、自律神経失調症、その他脳、神経に関する専門的クリニック

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20年前から認知症を予防する!
〜渡辺式認知症ケアシステム

 渡辺式認知症システムを開発しました。アルツハイマー病が認知症として現れる20年前から、“敵” は脳内に潜んでいるのです。アミロイドです。戦争に例えるなら、脳という領土にアミロイドという敵がはびこって、神経細胞という住民を攻撃している状態がアルツハイマー病の発症前です。しかしこの段階では認知症は起こりません。神経細胞から神経ホルモンが出なくなって認知症が起こるのです。弾薬がなくなると負けるわけで、この弾薬が神経ホルモンです。現在の薬は残り少なくなった弾薬を補給するような働きをしているだけで、敵をやっつける作用はありません。最近、このアミロイドを抑える薬が開発されつつあるのですが、まだ効果が不確かで、何より非常に高額です(一年で600万円!)。

 ではどうすれば良いでしょうか?敗色濃厚になる前に戦争を止めることです。アミロイドが増えないよう、神経細胞がアミロイドに負けないよう、「予防」を適切な時期に行うのです。渡辺式認知症ケアシステムはその手助けをします。

令和は人生100年時代。いつかは認知症になるという前提で人生を送らなければいけません。しかし認知症になるのは遅い方が良いに決まっています。認知症発症を遅らせるために、また認知症になっても心豊かな認知症ライフを送り、進行を遅らせるのが渡辺式認知症ケアシステムです。

これから毎月お伝えします。乞うご期待!

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