名古屋市の認知症、動脈硬化、自律神経失調症、その他脳、神経に関する専門的クリニック

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内臓脂肪を減らすと動脈硬化が抑えられる!

元々私は動脈硬化、それによる脳卒中の予防を専門にしてきました。動脈硬化の原因はメタボであることが定説になっており、従って中年期を迎えた国民全員に特定健診が薦められているわけです。

メタボは内臓脂肪が増える状態なので、渡辺クリニックでは動脈硬化の患者さんには腹部エコーで内臓脂肪の厚さを測定するようにしています。内臓脂肪厚が10mm以上をメタボと診断しています。下の図のように、内臓脂肪厚と頸動脈のプラークの量は相関が認められました。動脈硬化がひどくならないうちに、内臓脂肪を減らしましょう。

内臓脂肪厚と頸動脈のプラークの量のグラフ

内臓脂肪厚と頸動脈のプラークの量のグラフ

袋の中に食べ物の残りを入れておくと、そのうちに腐ってくることもあります。残った食べ物は古いものから処理すべきです。体という袋に残った余りものが内臓脂肪ですから、これが腐った状態が動脈硬化なのです。違う腐り方をすると…? ガンも起きやすくなります。内臓脂肪を処理するとは、有酸素運動で燃やせばいいのです。

それだけではありません。認知症(アルツハイマー病)も内臓脂肪の成れの果てです。アルツハイマー病の80%が動脈硬化と関係すると最近言われています。ならば若いうちから内臓脂肪を管理することは二重、三重の意味で大切なのです!

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