内臓のメンテナンス

　まずは自律神経失調症。自律神経はストレスから内臓を守る末梢神経です。自律神経失調により内臓全体が疲労してしまい、長引くと脳梗塞、心不全、癌などの内臓疾患が引き起こされます。末梢神経を良い状態に保つ食材はビタミンとミネラルです。自然食品を摂るようにしましょう。運動はニコニコ散歩。楽しく散歩しましょう。

　動脈硬化もしっかりメンテナンスしなければなりません。血液をサラサラにする薬剤を服用するのも大切ですが、日常生活の管理を忘れてはいけません。青魚(EPA)、食物繊維を意識して摂りましょう。内臓脂肪が動脈硬化を進めるので、かなりの量の有酸素運動が必要です。出来れば一日7000歩くらい散歩するようにしましょう。

　最後は認知症です。認知症を予防するためには、脳のメンテナンスが大切です。認知症の多くはアルツハイマー病ですが、アルツハイマー病は脳内にアミロイドという物質が溜まって発症します。脳内のアミロイドを外に掃き出す働きをするのが自律神経で、自律神経失調症に気をつけるべきです。食事は青魚(EPA、DHA)、豆類(植物性蛋白質、インフラボン、レシチン)が良いでしょう。運動は外を散歩するのが有効です。散歩で五感も鍛えられます。散歩を一日5000歩すると、認知症の発症が1/3になるといわれています。

　以上のような内臓のメンテナンスを続ければ、健康年齢は自然に伸びていきます。日々の努力が大切です。